Selamat datang! インドネシアの先生、学校訪問(その2)

こんにちは、mioです!
「その1」から果てしなく時間がたってしまいましたが…
インドネシアの先生がた、ジャパン訪問!記、完結編です。

その1はこちら


現役の先生方ですから、この日を何より楽しみにしていたみたい。まずは教育委員会にご挨拶。大阪の教育事情を教えていただきました。



訪問したのは、大阪市内にある小・中・高。
小学校では、こどもたちが元気な声で「Selamat Pagi!(おはようございます!)」と迎えてくれました。
こちらは小学校での音楽の授業の様子。無邪気な姿と歓迎の歌声に、笑顔どころか思わず涙ぐむ先生も。


こちらは中学校。ここでなんと、先生、数学の授業に乱入!
"What is the name of the capital city of Indonesia?"と中学生に語りかけるのは、インドネシアで英語の先生をしてらっしゃる方。
学生さんは、ちょっとどぎまぎしながらも、聞き返したりして、ちゃんと答えてくれていました!


味を占めたのか、高校では今度は英語の授業に乱入!
さすが高校生、きちんと英語で返事をしていました!



コンピューターの授業や家庭科など、五科目以外の授業も視察。日本とインドネシアを比較した質問がたくさん出ていました。また、訪問させていただいた高校は、体育に力を入れているということで、最先端のトレーニング設備や温水プールも見せていただきました!


それぞれの現場では、教育方針から生徒の生活まで、熱心に質問が飛び交って、質問タイムは果てることなく続きました。
地域との連携や人権教育など、日本の公立校ならではの事情や特色を学ぶと同時に、小学校から高校まで、日本の学生がどんな環境で育っていくのかを順番に見ることが出来たようです。


興味を持っているところもとても面白かったですよ。たとえば小学校でのお掃除とか。
生徒が掃除までするの?!と先生もびっくり。


学校訪問を終えた後、正装に着替えてホストファミリーとのご対面!
インドネシアの各地方の衣装、とてもきれいできらきらしてました。



私がご一緒したのはここまででしたが、みなさん初めての来日ということもあり、日本の生活をとても興味深く見ていらっしゃいました。また、学校と家庭のコミュニケーション、学生の勉強態度、進路にまつわる競争、地域との連携、学校の特色など、いろんなことを議論しました。インドネシアに帰ったら、ここで学んだことをぜひ活かして行きたい、と熱心に話していました。


先生方、今ころはインドネシア各地に戻ってまたバリバリと仕事をされていることでしょうか。
普段は広報部署で仕事をしている新人の私。初めて業務で触れた、国際交流の最前線でした。