「『エリンが挑戦!にほんごできます。』検定!

皆さまこんにちは!日本語国際センターのエリンPRチーム*1渡辺です。今日はチーム4人でお届けします。

突然ですが、今日はクイズです!国際交流基金制作のDVD教材、『エリンが挑戦!にほんごできます。』=通称『エリン』の一部をお見せし、そこから問題を出題します!


と、急に言われても、「なにそれ?」ですよね。。


百聞は一見に如かず!というわけで、早速ご覧ください↓!名付けて、「『エリンが挑戦!にほんごできます。』検定=エ・リ・ケ・ン」に挑戦!
見事正解の方には、豪華賞品をプレゼント…はできませんが、皆さまぜひ考えながらご覧ください。


答えは明日の記事です!



・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。

Q: 日本語学習者の皆さんに、名刺交換に挑戦してもらいました。
  さて、その中のお一人、韓国からいらしたこの方は先生からある指摘を受けます。それは次の1)〜3)のうちのどれでしょうか?」

A: 1) 名刺が裏返しだった 
  2) 名刺を2枚出してしまった 
  3) 名刺の向きが逆だった

ヒント映像をご覧ください


・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。・゜゜・。



・・・さて、いかがでしたか?


名刺交換は日本ではごくごく日常的なことですが、一方で新社会人がマナーとして練習して身に付けていくものでもあります。

目下の者から差し出す

「○○と申します」、「頂戴いたします」

いただいた名刺はすぐにしまわないで自分の名刺入れの上に載せておく

…といった一連の流れにはある程度決まったルールがありますよね。


でもこれも、日本では重視されるけれど必ずしも他の国でも同じ、というわけではないようです。特に形式ばって渡さない、名刺は持たない、という国もあるようです。


ところで!今さらながら皆さま、そもそも『エリンが挑戦!にほんごできます。』についてご記憶でしょうか?

「正直、なんだったっけ?」というお方、ご安心ください。
これです、これ!

[rakuten:book:12517350:detail]


既にこのブログでも何度かご紹介していますが、イギリスからやってきた留学生のエリンが、日本での生活を通して日本語をどんどん使えるようになっていく…というドラマを中心とした映像教材。


この教材のすごいところは、過去の記事でNCニコさんがたっぷりご紹介くださいました(→9月25日の日記9月26日の日記など)。*2


テレビ放送開始から2年、DVD発売からはや1年近く…ということで、日本語国際センターには主に海外で日本語を教えている先生方から、『エリン』に対する様々なコメントをお寄せいただいています。

日本の様子を伝えられる映像がたくさん入っていて嬉しい。

日本の高校生の生活は見ていて珍しいらしく、生徒たちの興味をそそる。

☆見た後でディスカッションが活発になる

文化理解教育に関心が集まる中、ちょうど良いタイミングで使える。

授業アイディアの素が詰まっている。

キャラクターに子どもたちの人気が集まる。

などなど…


一方で、

★スキット〔ドラマ部分〕の会話が速い

★説明部分が難しい

というご意見や、

★キャラクターによる説明が子どもっぽいので成人学習者に見せるのは躊躇してしまう

…等のご指摘もいただきました。


たしかに『エリン』の会話や説明部分は自然な会話のスピードなので、難しく感じられる方も多いと思います。若い学習者を念頭においているので、人によっては幼稚に見えてしまうかもしれません。ですが!『エリン』にはスキットの他にも

◎日本の文物を紹介する「見てみよう」

◎日本の文化を学習者の皆さんが自ら体験する「やってみよう」

◎世界で日本語を勉強している人、日本語を使って仕事をしている人を紹介する「世界に広がる日本語」


といったコーナーがあり、目的に合わせて色々に使っていただけると思います。
ぜひ、一度お手に取ってご覧ください!


それでは、皆さん、明日の回答をお楽しみに♪

*1:日本語国際センター3課3名(A.T.、NCニコ、渡辺)+専任講師1名(キム)の計4名で構成された広報チームです!

*2:『エリン』は日本の今を伝える映像がぎゅっと詰まったDVDですが、よく見ると実は、日本語学習者の方々だけでなく、日本人が自他の文化を経験し、考える機会がもりだくさんの貴重な素材にもなっているのです!