『遠近』第9号を30倍楽しむための読書&WEB案内(その2)

『遠近』では特集の他にも、毎号、国際文化交流に関連する様々な連載や、ジャパンファウンデーション事業をハイライトでお伝えする記事を載せています。それらについても、読書&WEB案内をお届けします。


◆文化による都市創造−後藤和子先生近著
『文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想』
文化と都市の公共政策―創造的産業と新しい都市政策の構想


◆ 2005年の開高健ノンフィクション賞を受賞−藤原章生さん近著
『絵はがきにされた少年』
メキシコでのセルバンティーノ芸術祭についてのレポートを寄せてくださった藤原章生さん(毎日新聞メキシコ市支局長)が、以前の赴任地、南アフリカでの経験をまとめています。
絵はがきにされた少年


◆ 安達以乍牟さんの浮世絵を現代に活かす取り組みを知る
財団法人アダチ伝統木版画技術保存財団
素敵な版画を購入することもできます。


国際交流基金地球市民賞〜受賞した団体・個人の活動をより詳しく『クロスボーダー宣言 国際交流を担う地球市民たち』 国際交流基金(編)
これまでの受賞者の活動を紹介しています。国際交流活動の参考となる数多くのヒントを得てください。

特定非営利活動法人チェルノブイリへのかけはし−2005年国際交流基金地球市民賞受賞


◆ 嘉本伊都子先生がアルゼンチンで講義した日本人の国際結婚とは?
『国際結婚の誕生―「文明国日本」への道』

国際結婚の誕生―「文明国日本」への道

国際結婚といえば、今号でのお勧めの記事は、これまでは20組に1組というのが通説だった日本人の国際結婚は、実はもっと割合が多くて、15組に1組にもなっている*1! という衝撃的な李節子先生(東京女子医科大学助教授)からの寄稿です。日本人がより多様化している様子が、さまざまなデータを駆使して分析されています。


ということで、今号の『遠近』第9号も盛りだくさんの内容でお届けしています。是非、ご愛読ください。

次回の4月発行の第10号は、「世界で愛される日本食」(仮題)の特集を予定しています。お楽しみに!

*1:これについては、昨年の12月31日付の朝日新聞にも掲載されていました。