いよいよ始まりました。


こんにちは、松岡です。


品川の原美術館にて、5月20日から「ウィンター・ガーデン」展が始まりました。
オープンから2週間経ちまして、多くの方が会場に足を運んでくださってるようです。


今日はそんな方々のコメントを、一部ご紹介します。


まずは、雑誌ブルータスの副編集長鈴木芳雄さんのブログ。鈴木さんは松井みどりさんのトークにもおこしくださいました。

美術評論家松井みどりさんがキュレーションした展覧会であり、国際交流基金の主導で海外を巡回することを目的としている。
松井さんといえば、2年前に水戸芸術館で「マイクロポップ展」を企画し、話題になった。今回はその発展系であり、巡回展対応版であるといえる。

ブログでも触れていただいておりますが、原美術館での展示の後、9月のドイツ・ケルンを皮切りに、イタリア・ローマ、イギリスへと海外巡回を開始します。



また今回の展示の中では、八木良太さんの作品「VINYL」が一日数回実演されます。
実際にご覧になった方のブログ記事もありました。

原美術館といえば、水曜日の夜間開館がうれしいのです。
というわけで、「ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開」に行ってきました。
のっけから↑の看板です。
八木良太さんの代表作「VINYL」。
映像は見たことあったのですがまさか、実際に音を出してるところがみられようとは。
というのも、最初は映像と展示されているレコードプレーヤーだけだと思ったらなんと実演をしていたのです。
館内にアナウンスが流れて19時から実演があるとのことで1階へ駆けつけてみました。
八木さんが来てるのか?と思ったらそうではなく学芸員の方がレコードプレーヤーの奥の冷蔵庫から、氷のレコードを取り出して実演がスタートです。
すごい!氷だってのにちゃんと音が鳴るのです。
でも、すぐに溝が切れてフレーズがループされるのです。
ここからが真骨頂。ループしたフレーズのループで繋がる箇所のノイズが回転を増すごとに徐々に大きくなってくのです。
と同時に明瞭だったフレーズがだんだんとノイズにすこまれてく。
レコードという回転の時間軸の再生に、氷の溶解という崩壊の時間軸が重なることの面白さ。
これが実感出来ただけで今日は来た甲斐がありました。

オープニングの際には八木さんご本人もいらっしゃってましたが、かなりイメージどおりに音が出て、ループしてるというコメントがありました。是非会場で実際に、氷のレコードの音を体感してみてください。



さらにさらに、


なんとあの辛酸なめ子さんも会場に足を運んでくださっていたようです!

出展者の友人Aさんに会えるかなと思ったのですが会えませんでしたが
展示はあの屋敷の空間をうまく使っていておもしろかったです
この原美術館のカフェで飲食している人は全員セレブに見えるし
この美術館の来客者はおしゃれでルックスが良い人が多く目の保養になりました
原美術館ワタリウムなどでファッション雑誌の街角スナップをやったら
レベルが高いと思います
その日の服の組み合わせに自信がなかったので早々に退出。


確かに原美術館は、元々住宅として使用されていた建物なので、晴れた日などは庭にも出れて雰囲気が最高にいいです。
カフェのお話も出ていましたが、それに関して一つお知らせ。


僕も知りませんでしたが、原美術館では展覧会にあわせて、毎回期間限定のケーキを作っていて、今回も「ウィンター・ガーデン」のコンセプトにあわせたケーキをカフェでご提供中です。

ひととおり観て,カフェで休憩。ケーキセットを食べました。
原美術館のカフェは催しにあわせたイメージケーキというのがあって
もちろんそれにしました♪
チーズケーキに下はチョコのスポンジ。
美味しかったです。

「日々ノート」さんのブログでも紹介されているので、是非ご覧&ご賞味ください。




最後に一つ、全く関係ないですが、辛酸なめ子さんのブログのプロフィール。

一見、「住宅」には何の関連もなさそうだが、実は私生活では、26歳で格安マンションを購入。そのローンも完済して売却し、新しく購入したマンションに引越したなかなかのマンション通でもある。


「ウィンター・ガーデン」という一言でも、いろんなブログが出てきますねー*1


会期は7月20日までですので、まだの方は是非行って、ブログで感想等お聞かせ下さい。

*1:例えばTBSアニメーションの「ウィンターガーデン」とか。他には社交ダンス専門店とか漫画版ウィンターガーデンのページとか。