【潜入調査報告】 日本語の先生の卵?

こんにちは。ズッキーです。


日本語教師ってどんな仕事か、先日のブログで告知させてもらった『世界の日本語教室から』をお読みいただいた皆さんはもうわかっちゃったと思いますが、

では、そんな日本語の先生って、みんなどんなきっかけで目指すものなんでしょう?


私の所属するさくらネットワークチーム*1が行なっている「JENESYS若手日本語教師派遣」は、若い日本語教師の皆さんを対象にやっている事業です。
派遣から帰ってきた人たちの報告会があったので、ちょろりと潜入調査。


の前に、「JENESYS若手日本語教師派遣」が何かって?


簡単に言うと、

若い日本語の先生の卵に、海外で日本語を教える経験を積んでもらおう!ということです。(担当のTさん談)


だそうです*2


フィリピンとインドに派遣されていた人たちにちょこっとインタビュー。



(後列右側の3人は基金スタッフです。)


ズ「日本語の先生になろうとしている皆さんは、どうして日本語の先生を目指そうと思ったんですか?」


Aさん「外国の人と日本語を介して触れ合うことが好きだったからです。普段、客観的に日本や日本語について考えることはないけれど、仕事を通して考えられることや、日本や日本語を外にアピールしていくことに魅力を感じました。」


ふむふむ。他にも、語学や外国の人との交流が好きだったから、というきっかけの方は多くいました。
中には、「日本語教師として海外に行ってみませんか」という、ポスターを見たことがきっかけだったという人も!
 ♪あの日 あの時 あの場所で〜♪ ポスターを見なかったら・・・人生を決めるきっかけって、どこでどんなときにどんな形で出会うものか、わからないものなんですね。



ズ「JENESYSの派遣に行ってよかったと思えることは何ですか?」


Bさん「頭がやわらかくなったことです。行ったばかりのときは、日本語の先生だからきちんとした日本語を教えなきゃいけない、というプレッシャーで固まっていた。でも、言葉は人と人の心の壁を低くするもの。理数系科目のような正確性は要求されないため、もっと気軽な気持ちで日本語を教えたいと思ったし、日本語を勉強してほしいと思った。」


ズ「ズバリ、モノ申す!!ってことはありますか?」


Cさん「もっと長くいたかった。日本語教師を目指す若い人にとって、一人で海外に出るのは敷居が高いので、若い人にチャンスを与えられるようなこういう研修がもっと続いていけばいいなと思います。」


Dさん「Non-Native(日本語を母語としない人)の日本語教師をもっと育てる必要があると思います。そうすれば、もっと日本語が広がる可能性があると思います。」

なるほど。基金日本語教育事業の目指すところは、まさに、現地で独立して日本語教育が行なわれていくことなんですが、Non-Nativeの育成、まさに!!


日本語の先生の卵の皆さん、どうもありがとうございました!

いつか、基金の派遣で海外に行く、なんて日が来るかもしれません。
これからも頑張ってくださーい!



ちなみにこのJENESYS、第2期後期の公募も始まりました⇒こちら
このブログを読んで・・・
とても興味のある方 ⇒ ぜひご応募を。
少し興味がわいた方 ⇒ とりあえず応募用紙のダウンロードを。
興味がありそうな友達がいる方 ⇒ 背中を押してあげてください。


★おまけ★ 〜調査報告番外編〜


ズ「現地でハプニングはありましたか?」

Eさん「派遣先の会長がアメリカでの6ヶ月間の休暇から帰ってきたときのこと、私のことをなぜか「マミキさん」と呼ぶようになっていたんです。「あの・・・私・・・ナミキなんですけど・・・」・・・

ナミキさん、そのまま訂正するタイミングがなく、「マミキさん」のまま帰国しましたとさ(笑)




Next ズッキー's Hint!


⇒【潜入調査報告②】 カナカナムマハミニャ?
  (マレーシアのイベント報告)


Next バッターズ サークル!

⇒  おひさま  さん ☆

*1:名前の由来は言えなくて・・・夏。(笑) さくらネットワークについてはこちらをご参照。

*2:詳しくは、こちらとかこちらを。