【緊急告知】マルコ・ミュラー ヴェネチア国際映画祭ディレクター来日!


こんにちは。恵夢です。


来週10月1日、国際交流基金あげてのビッグイベント*1のひとつ、
国際交流基金賞授賞式が行われます。国際交流基金賞は
ジャパンファウンデーションが設立された翌年1973年から毎年、
国際文化交流により国際友好親善・国際相互理解に大きく貢献した方の中から、
外部有識者による選考委員会によって選考された方へ授賞しています。
36回目の今年は「文化芸術交流部門」「日本語部門」「日本研究部門」の
各部門1名の受賞者が選ばれました。各受賞者のプロフィールなどについては
こちらをご覧ください!


さて、文化芸術交流部門受賞者はヴェネチア国際映画祭ディレクターの
マルコ・ミュラーさん。



この方は日本映画を高く評価されており、以前ディレクターを務めていた
ロカルノ他の映画祭でも他のアジア映画と並んで日本の作品を紹介しています。
欧米以外の作品を積極的に紹介するだけでなく、国際共同製作を促進するための
基金の設立にも尽力するなど、本当にいろいろな活躍をしていらっしゃいます。
ヴェネチア国際映画祭には今年は宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」、
押井守監督スカイ・クロラ」、北野武監督アキレスと亀」が出品されましたね。
マルチな才能、エネルギッシュな活動、何ヶ国語も操れる方ということで
(もともと東洋学と民族音楽学、民族映像学なども研究されたご経験をお持ちで、
中国で研究活動されたこともあるというマルチぶり)、お目にかかれるのを
とても楽しみにしている私たち担当者*2
授賞式は招待者ベースなのですが、受賞記念講演会があり、
どなたでも参加できますので映画に関心のある人、
イタリア語が聞きたい人(同時通訳あり)、是非是非どうぞ!!


日時は10月2日(木)14時から、
場所は東京・九段下のイタリア文化会館
テーマは「日本映画と私」です。
講演会の詳細などはこちらで今すぐチェック!
メールかFAXでのお申込が必要です。


当日の司会は、東京国際映画祭コンペティション部門 プログラミング・ディレクターの
矢田部吉彦さんに引き受けていただきました!!
講演会の後には、おいしいコーヒーの出る(はず)懇親会もあります。
是非ご参加くださいね!!

*1:当日は担当部署の情報センターだけでなく、他の部署から主に若手職員が総動員で受付や会場係もやります。今年は横浜トリエンナーレのオープニングイベントもそうだったし、国際交流基金ってこういうところは結構手作りだなあと思います。こういう肉体労働はときどきあるんですが、他の団体ではどうやっているんだろうと思うことも…。ホテルの宴会場でやる授賞式ですが、司会も情報センター部長が務めているんですよ…

*2:裏話:とにかくお忙しい方なので、事前の連絡がつかず、実はもう明日!!来日されるのですが、日程がちゃんと決まってない……でも授賞を喜んでいただけてよかったです。