JFIC攻略法 その3☆ ―JFICはこう活用しよう! コモンズ編―

こんにちは、松岡です。
最近ではめずらしく、3日連続登場です。

一昨日、昨日と、この4月に新しく出来たJFICのご紹介をしてきましたが、このJFICの機能は大きく3つに分かれています。
1つめが、ジャパンファウンデーションの活動紹介コーナー(4/19付記事)、
2つめが、従来からあったライブラリー(4/20付記事)、
そして3つめが本日ご紹介する、


JFIC Commons(「ジェイフィック コモンズ」です)


です。



このコモンズがあるラウンジ部分と、先日ご紹介したライブラリー部分とは、昔は分かれていたのですが、



今回の工事で、この二つを繋ぎました。


これによって、スペースの一体感というか、かなり広くなったような気がします(場所は変ってないので、実際には床面積は変ってないのですが)。


  


ライブラリーを出て右手にセミナー室、左手にはカウンターをみながら進むと、ラウンジになります*1


  


左手にあるのが、今回の目玉である


JFIC Commons(ジェイフィック コモンズ)


です(しつこく赤く)。



ここは外部からのお客様にジャパンファウンデーションのご説明を差し上げたり、あるいは修学旅行生が見学に来たときのワークショップスペースになったり、またJFサポーターズクラブ会員同士のコミュニケーションの場に使える、多目的なスペースです。
普段はこのような感じで、「部屋」のようになっておりますが、ケースに応じて


  半開きにしたり、あるいは全開にしたりもできます。


また、この部屋正面の壁は全面ホワイトボードになっているので、直接プロジェクターの投影も出来ますし、加えてここの面には文字を書いたりも出来ちゃいます(ちょっとしたシカケです)。



そしてここで使用しているイスですが、川上元美さんのデザインによるもので、スタックした時の美しさもさることながら、座り心地も抜群です。



全体的に、日本人作家による作品を中心に家具の配置は計画しました。やはり日本文化を世界に発信する場でもありますし、海外からのお客様が来た際にこの場を通じて「いまの日本文化」に触れていただきたいという、私たちの想いからです。


JFIC Commonsがあるラウンジですが、ここには「横浜トリエンナーレ2005」で実際に出展&使用された草間弥生さんとgrafさんらによるソファがあります。
多くの方に、実際にこのソファに触れていただきたいですねー。



このラウンジでは、ジャパンファウンデーションの各種事業に関するポスターや、その他の関連団体情報も提供しております。



またこのエリアには全体に調光機能付のライトがついてますので、将来的には小規模な展覧会とか、あるいは映像放映会等も実施していきたいなとも思ってます。
またJFICが出来たことで、JFサポーターズクラブの会員の皆様が集まれる場所が出来ました。東京近郊にお住まいでない方にはちょっと厳しいかもしれませんが、ぜひ会員同士の交流にご利用ください。そういった流れが出てきたらいいなあ、とも私どもはさりげなく期待しております。


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ということで、3回にわたって新しくできた

JFIC

のご紹介をしてきました。まだ出来たばかりで、可能性はある意味、


無限大(∞)


ですよね。どうぞこれからは、みなさんの手でJFICを育ててあげてください。私たちもどんどん使っていただけるように、知恵を絞っていきたいと思ってます。



*1:このカウンターから眺める景色ですが、夕方から夜にかけて非常にきれいです。もちろん日中も新宿方面の景色も眺めることが出来て、良い眺めです。