世界のクリスマス特集☆ 〜Vol.5 ウィーンの場合〜

いよいよ今年も残すところあと2週間ですね、後藤愛です。


気がつけば、東京のクリスマスの名所をあまりチェックしていませんでした。まだ1週間あるので、これからまだまだ発掘できますよね。だいたいが屋外なので、寒い(*__*;)のが難点ですが・・・。


さて、今日は去年の夏まで私と一緒に日米センターのニューズレターなどを作っていた亀山先輩にウィーンからのクリスマス☆を届けてもらいました。

ウィーン市市庁舎の前で開かれている、クリスマス・マーケットの写真です。
  
市内には今、クリスマス・マーケットがあちこちにあって、けっこうな人出です。寒いので、まずはグリュー・ワイン(あったかいワイン)やプンチ(あっためたラム酒にスパイス等をきかせたもの)で体を温めて。。。


さっそく、ヨーロッパの雰囲気満点の写真ですね。

↓次はおいしそうなお菓子類の写真をたくさん送ってもらったので、連続で。
   


↓次の2つはかわいいクリスマスお菓子です。
日本製の商品とは、絵の「かわいさ」の基準が少し異なっているような気がします。それもおもしろいポイントですね。

 

さらに、ブダペストの河井さんの書き込みに触発されて、という「怖いサンタ」の話がウィーンにも。

ハンガリーの隣の国というだけあって、オーストリアのクリスマスにもこわい話があります。
12月6日は聖ニコラウスの日。ニコラウスが家にやってきて、いい子にプレゼントをするのですが、ニコラウスのうしろには、クランプスが!クランプスは数人いるのですが、もっている木の枝で悪い子をたたくのはハンガリーと一緒。中に必ず、大きなカゴをしょっているクランプスがいて、悪い子はカゴにつまみ入れて、山へ連れ去ってしまうそうです。

このクランプス、日本語を知っているオーストリア人は必ず、ナマハゲと訳します。たしかに似ている。。。


先日読んでいた新聞のコラムにも、「年々こどものほしがるプレゼントが高額になります、どうしたらよいでしょう」という投書がありました。回答は、「ヨーロッパではいい子だけにプレゼントがもらえ、悪い子には怖いサンタが来る。そのようなことを子どもに伝えるのがいいのでは」と書かれていました。所変われば同じ行事も祝い方が違うのはおもしろいです。


クリスマスはそもそもキリストの誕生を祝って贈り物が持ち寄られたことが、その後地元の冬至のお祭りと合わさって祝われるようになった、と聞いたことがあります。周りの人びとへの愛を思い起こして、プレゼントを贈るという意味では、「もらう喜び」だけでなく、「あげる喜び」も大きいのではないでしょうか。

いそがしかった今年も、もうすぐ終わりです。(亀山)


そうですね、毎年こうやって一度「リセット」する季節があるのは、嬉しいですね。

仕事のリセット、友人関係のリセット、お金のリセット、そして、気持ちのリセット・・・などなど。


今年起こった良い出来事を思い出して再び幸せを感じてみたり、嫌な出来事はまとめてゴミ箱にぽいっ!してしまいましょう。ほかにも「リセット」したいことのある方は、今年のうちに!!そしてすがすがしく新年を迎えたいですね。
(クリスマス特集から、最後はゆく年くる年特集になってしまいました。気が早い?)