世界のクリスマス特集☆ 〜Vol.3 ソウルの場合〜

こんにちは、後藤愛です。


クリスマスって学生のイベントだよ、社会人はイブも当日も普通に「平日」なんだから・・・とは、学生時代に聞いた話で、「そんな冷たいものなのか」と思ったのですが、今年は3連休ですね。これなら楽しめそうですよね。(休日働く方は、ホント、おつかれさまです!)


さて、今日は、私が2003年に日米センターに配属になったときに、前任者だった人で、今は専門性を生かしてソウルに駐在している十河さんから、ソウルでみつけたクリスマス☆を送ってもらいましたので、紹介します。

この、サンタの帽子(?)をかぶったオブジェは、
「Hammering Man」というタイトルがついています。
これ、その名の通り、朝から晩までハンマー叩いているんですよ。
ソウル日本文化センターのある、興国生命ビルのオブジェです。
たまに関節炎にでもなるのか、人が登って修理していますが。


さらに、この写真を送ってもらったメールで、島根についてのブログ(12/5,7参照)から、「山陽・山陰」の話を教えてもらったので、紹介します。

中国語で「陰」と「陽」の字を地名に使うときは、一定の規則があります。
山の北、川の南は「陰」、山の南、川の北は「陽」です。
二つの山地に挟まれた広い平野の真ん中を川が流れているとしてください。

  山山山山山山山山山山山山山山山

        陽                 北
                          ↑
  川川川川川川川川川川川川川川川   
                               
        陰                      

  山山山山山山山山山山山山山山山

太陽は南から照ってきますから、山の南側は日が当りますね。だから陽です。
山の北側は日が当りませんね。だから陰になります。
中央に流れている川を陰陽の境目に見立てれば、
山と川では陰陽の意味するところが正反対になります。

中国に洛陽という都市がありますね。この街は洛水の北にあるので、洛「陽」なんです。


な、なるほど〜〜。文字通り、日のあたるほうが陽、陰になるのが陰、なんですね。(と言いながら、この文面をすべて理解するのは、何度か読み直さなくてはいけませんでしたが。。しかも、「それくらい知ってたでしょ?」と十河さんから言われてしまいましたが。。)


日本の山陽・山陰は、南北もはっきりしているし、小学校の地理の授業でも習ったし、わかっていたつもりでしたが、「川」についてもこんな決まりがあったとは。きっと昔の人は、住んでいた感覚から、日があたる/あたらないを感じ取って、こういう名づけ方をしてたんですね。


ソウルからもクリスマスからも話題がそれてしまいましたが、今日のところはこの辺で・・・!