バンコク話

こんにちは!ジャパンファウンデーション人事課の森です。私はこの4月までジャパンファウンデーションに19カ所ある海外事務所のひとつ、「バンコク日本文化センター」で主に日本語教育に関する事業を担当していました。
みなさん、タイというとどんなイメージをお持ちでしょうか?実は日本からは年間120万人を超える人*1がタイを訪れており、外務省の調査では平成16年現在タイに住んでいる日本人(在留邦人)は 32,000人を超えています。
バンコクに限って言えば、日本料理だけを食べ、日本のデパートで日本の会社の製品を購入し、「100円ショップ」*2で日本の便利グッズを調達、職場ではほとんど日本語を使って仕事をするということが可能な環境になっています。
タイ国民に対して影響力の強いロイヤルファミリーと日本の皇室との関係が良好で、皇族が度々タイを訪問することや、もともと親日的で日本人が出てくる人気文学作品なんかがあったり、最近では緑茶のブーム*3などが起こったりして、一般の人々の間では日本の文化や習慣に対する理解や興味は高く、親近感を持って受け入れられていることから、われわれにとってはとても仕事のしやすい国のひとつであるということができると思います。
 学習したことが職業に結びつきやすいこともあって、日本語学習熱も高く、高校生なども含め、特に都心部では本当にたくさんの人が日本語を勉強しています。
 実はわたしが最初にタイを訪れたのは高校2年生の時で、今から1☆年前、1年間現地の学校に通っていたのですが、今回仕事で駐在をしてみて、そのころから比べると、確実に互いの交流は深まっていると感じることがいろいろありました。
 このブログを通じて、そんなタイでのジャパンファンデーションの活動やタイの面白い話などをご紹介できたらと思っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

*1:2004年分JNTO調べ

*2:正確には60バーツ均一(約170円)

*3:正確には緑茶とは呼べない代物なのですが。