「地球を、開けよう。」ってなに?

japanfoundation2005-09-02

どうも、松岡です。

昨日は「ジャパンファウンデーションがなんでブログを始めたのか」について語らせていただきましたが、今日はこのブログのタイトル、「地球を、開けよう。」について、説明をさせてください。

このタイトル、みなさんどう思いますか?
「地球を開けてどうすんだよ」、「地球開けたら大変なことになっちゃうんじゃない?」とか、まあそのくらいの突っ込みが入ればまだましですが、ふーんって感じでしょうかね。

このタイトルは、今回のブログのために新しく付けたのではなくて、このたび新しく「ジャパンファウンデーションのブランドスローガン」なるものを作りまして、それがこの「地球を、開けよう。」なのです。

思い返せば約1年前、何かの機会に「松岡君、ジャパンファウンデーションの活動概要を説明するパワポつくってよ」といわれて何となく作ってたのですが、ちょうど5ページ目くらいで、ぱたっと止まってしまいました。
そのページは、「ジャパンファウンデーションのミッションとは?」というページで、やっぱりこういうのも必要だろうと思って入れたんですけど、するっと出てこないんですよね。

いや、活動目的とかは法律で決まってますからその文章引っ張ってくればいいんだけど、あまりにも熟語が多くて固いので、なかなか伝わりにくいんですよね。

<以下引用>
独立行政法人国際交流基金
第3条(基金の目的)
独立行政法人国際交流基金(以下「基金」という。)は、国際文化交流事業を総合的かつ効率的に行うことにより、我が国に対する諸外国の理解を深め、国際相互理解を増進し、及び文化その他の分野において世界に貢献し、もって良好な国際環境の整備並びに我が国の調和ある対外関係の維持及び発展に寄与することを目的とする。


ちょうどそんなタイミングで、新しいジャパンファウンデーションのパンフレット作りがスタートして(これは僕の前の席に座っている先輩、徳増<トクマス>さんが担当しているんです)、ブランドスローガンができたんです。
これができるまではほんと色々な言葉が出てきてまして、言葉って難しいんだなということが身にしみましたよ。

このスローガンの僕なりの解釈についてですが、

世の中の色々なもめごとは、おたがいをきちんと理解していなかったがために生じることが意外と多い気がする。

互いの立場や文化、歴史を理解しあうことで、ほんとの意味での「相互理解」ができるんだと思う。

日本のことが世界の中で誤解されたり、また海外のことが日本で誤解されないためにも、互いの文化を知る機会は大切だ。

とはいっても、私たちだけが「大事だー」といってやっていてもしょうがない。みんなにもさんかしてもらい、一緒にやらないと。

海外旅行には誰もが気軽に行けるような時代です。国境とか国籍とか、様々な境界があいまいになっていく時代です。世界にはほんとに多様な文化が散らばっています。それをみんなで感じませんか?

そんなおもいがこのスローガンには込められているのだと、僕は思うんです。

こうした気持ちは海外にだけ向かっているのではなく、国内のみなさまにも向いています。その一環として、このようにブログを通じた発信も始めることにしました。