○。*【速報!】地球市民賞授賞式が行われました。○*

昨日、国際文化会館にて、地球市民賞授賞式*1が行われました。



今回の2008年度の受賞団体*2
☆ 特定非営利活動法人S-AIR (北海道札幌市・柴田尚代表)
☆ 特定非営利活動法人大泉国際教育技術普及センター(群馬県大泉町・高野祥子代表)
☆ スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会(富山県南砺市・橋本正俊実行委員長)

の3団体。

蟹江もお手伝いとして、地球市民賞授賞式に参加しました☆ 授賞式では、各団体からのスピーチが行われました。
今日は、少しだけその様子をご紹介します。


。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 。*.” 

特定非営利活動法人S-AIR は今年が設立10周年だそうです。


代表、柴田尚さんは、設立当時は、「アーティスト・イン・レジデンスをやりたい」、という強い意志がとにかくあって、
英語も他の語学もまったく出来ない中、アパートの101号室、102号室に海外アーティストが住み、103号室に事務居のスタッフが住むという
まさに24時間体制の国際長屋だったそうです。



スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会は、地元が「ワールド・ミュージックって何?」というところから、
活動を開始し、今では地元の方々が各国の伝統音楽を演奏するなど、地域に世界の文化を根付かす一助となっています。
授賞式後のレセプションでは、このフェスティバルと関係の深い、セネガルのアーティストによるパーカッション・ライブが行われました。




素晴らしい受賞団体の中でも、蟹江が個人的に特に印象に残ったのは、
大泉国際教育技術普及センターでボランティアとして活動している、群馬の大学生のスピーチです。
彼らは、大泉国際教育技術普及センターの卒業生だそうで、彼ら自身が、小学校のまだ10代のときに来日し、まったく日本語が出来なかったそうです。


日系人としての誇りを持ってこれからも頑張っていきたい、将来は日本語とポルトガル語とを使って、日本とブラジルをつなぐような仕事がしたい」
という話しを聞いて、「地球市民」の1人として、これからも頑張っていってほしいと思います。

*1:地球市民賞とは、単なる交流や相互理解を超えて、地域の変革や活性化につながる国際的な地域間交流や文化交流、相互理解の促進に貢献された団体・個人に贈呈しています。

*2:授賞団体の詳細はコチラ→ http://www.jpf.go.jp/j/about/citizen/08/chiiki08.html#01