「新」日系人の全米代表、アメリカ人の演歌歌手・・・日米関係の新たな潮流の中で。
最近、人の移動、交流という意味でも日米関係が新たなステージに入っているなーと思った出来事がふたつ。
ひとつは、フィギュアスケート(女子)の全米代表、長洲未来さんの存在。
先日の世界Jr.選手権では、惜しくも3位でしたが、両親共に日本人で、インタビューにも流暢な日本語で答えられる人が、全米代表っていうのがなんだかとても新鮮でした。この間、日系人のシンポジウムについてご紹介したときにもちょっと取り上げた、「新」日系人、ですね。
それから皆さんご存知、アメリカ出身の黒人演歌歌手、ジェロ(JERO)さん。おばあちゃまが日本人という彼の歌声に驚いた方も多いのでは。 (¨*)(・・*)ウンウン
そんな、新たなフェーズに入りつつある日米関係。
なんとなく一歩を踏み出してしまう前に、一度、日米の150年の歴史を振り返ってみませんか?というシンポジウムが近々開かれます。
***公開シンポジウム
「150年の日米関係〜その歴史的展開と同盟の将来〜」日時: 2008年3月30日 日曜日 14時から18時
会場: 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)国際会議場 (アーク森ビル20階)
共催: 日米関係史研究会(五百旗頭 真代表)、国際交流基金日米センター(CGP)、米日財団
後援: 読売新聞東京本社※詳細はこちら
国際政治学を専門とする研究者25名が2005年から2年にわたり、日米関係150年の歴史について研究してきた成果が、このたび有斐閣から『日米関係史』(2008年)として出版されることになりました。今回は、それを記念した公開シンポジウムです。
今年は11月にアメリカの大統領選挙*1を控え、日米関係を取り巻く環境にも変化が予想されます。日米関係史を振り返りつつ、21世紀を迎えて成熟しつつある日米同盟の現在と今後の行方について一緒に考えてみませんか?
申し込み締め切りは明日3月15日(土)ですので、みなさんお早めに、どうぞ。
(※座席に余裕があれば、締切日を過ぎてもお申し込みを受け付ける場合もありますが、どうぞお急ぎくださいませ!)
さて、最後に歴史の勉強をば。
2008年から150年前といえば、1858年。この年に起こった、日米関係にとって重要な事柄とは・・・
そうです。
日米修好通商条約の締結。
ちなみにオレペコ、ペリー来航と開国については、小学生のときに、
なんて語呂あわせで覚えていた記憶があるのですが(苦笑)、1858年はどういう語呂だったか忘れてしまいました・・・
そんな私(・・;)も、150年の日米間の交流に思いをはせてみたいと思っています!
みなさんのご参加をお待ちしています。