シトラス入り緑茶は「お茶」か否か?(後編)

本日もおひさまです。ではさっそく昨日の続きで、アメリカの「お茶」のお話を。

前編(ダイエットグリーンティーの登場まで)はこちら


今回はついにスーパーマーケットでもっと多様な「お茶」探しです。数年前に一口飲んだ、「朝鮮人参ハチミツ入り緑茶」の衝撃から抜け出せない私。怖いもの見たさも混じりつつ探してみると、、、、、、


(左)シトラス入り緑茶  (右)ダイエット シトラス入り緑茶


ピーチ入り緑茶(ここでは白桃でなく、黄桃)


前回登場の「低糖緑茶」と低糖シトラス入り。今度は1ガロン(3.78リットル)入りのペットボトルでたっぷり飲めます。


(左)ザクロ入り緑茶 (中)オリジナル?緑茶(朝鮮人参+ハチミツ入り) (右)ミカン+朝鮮人参+ハチミツ+ジャスミン入り緑茶


どれくらい売れ行きがいいのか分かりませんが、各メーカーが複数の商品を出してるところを見ると、それなりに浸透しているような気がします。しかも、これを撮影したスーパーはアメリカの田舎。中西部の「街中どこでも車で5分で行けちゃう」*1ところです。大都市の「流行の健康・自然食品」を扱うお店でもなんでもなくて、ふつーの街の、ふつーのスーパーに、ふつーにこれだけの「Green Tea」が並んでいる事実に驚きました。

さらに圧巻はこれ↓


左上から時計回りに、緑茶、ミント入り緑茶、レモン入り緑茶、シトラス入り緑茶、オレンジピール入り緑茶、ザクロ&ラズベリー入り緑茶、カフェイン抜き緑茶、ハチミツ入り緑茶、の8種類★


この写真を撮らせてくれた方(さらに全部一種類ずつくれたんです♡)は、緑茶に限らず紅茶もハーブティーも戸棚いっぱいに持ってる方だったんですが、それにしてもこんなに沢山のティーバッグ「グリーンティー」の種類があるなんて!*2


肝心のお味の方はというと。恐る恐る試したシトラス入り緑茶。……意外にも、これが美味しいんです(笑) 留学中のときは一口で拒否反応を起こしたくらいだったのに、心構えができていたからか、私がアメリカナイズされてしまったのか、一口、二口と飲んでも美味しい。もし最初に「シトラスティーです」と言われたら信じてしまうだろうな、というくらい、シトラスとお茶と甘さのちょうどいいブレンド。やっぱりちょっと「お茶」と言うには甘いから、「シトラスジュース」系清涼飲料水のイメージでしょうか。


美味しいと感じる自分自身に戸惑いつつも、それでもこれは「グリーンティー」って呼べるのかしらと心狭い自問。


そんな私の目に飛び込んできたのがこれ↓


欧米諸国はもちろん世界各地で親しまれているこのお菓子。アメリカのスーパーやガソリンスタンドにも必ず並んでます。日本には「きなこチョコ」「醤油風味チョコ」*3があるなんて言ったら、きっと驚かれるだろうな〜(*゚ー゚)(*。_。)(*゚ー゚)(*。_。)ウンウン


苺大福も抹茶チョコも最初は珍しがられたんだろうけど、もうみんな美味しく食べているし。スパゲティ・ナポリタンどころか、タラコスパや納豆パスタだって編み出した日本だし。食文化はその土地に合わせて変化するもの。カリフォルニアロールも「Sushi」として広がっているし、おひさまの実家でザクロ入り緑茶が「お茶」として出される日も……う〜ん、まだもうちょっとかかりそうかな(苦笑)

*1:つまり10分走ったら何もなくなる…

*2:日本でもお茶専門店なんかでは、さくら味緑茶とか、キャラメル風味緑茶とか、売ってます。飲んだこともあったけど、その時は中国茶ハーブティーもたくさんある中だったからか、そんなに衝撃を受けませんでした。今回は「グリーンティー」として富士山とかが描かれている“日本らしい”パッケージなのにフレーバーティーだったことに驚いた、のかな。。。

*3:調べると色んな味を作ってるのは日本がダントツみたいです →http://en.wikipedia.org/wiki/Kit_Kat#Standard_finger_bars