ワンダーバスジャパンへのボランティア派遣、速報!

おっす、オラ中島!2ヶ月ぶりだな。みんな、元気だったか?・・・

・・・はっ?!
いやー、あまりのベタっぷりに思わず現実逃避を。
ブログ記事は2ヶ月ぶり、オタネタは3ヶ月ぶりで、どうにもまだカンが戻ってきません*1


さて、このブログでも2度、2006年1月10日の記事4月26日の記事で触れましたが、日本文化を紹介するためにオーストラリア中を走るラブワゴンワンダーバスジャパン*2
このワンダーバスジャパンにボランティアとして参加するため、5月12日から17日までJFSCを通じて、林真樹子さんと高嶋幸太さんにご参加いただきました。
既にお二人のボランティア速報がJFSCのサイトに掲載されていますが、林さんから今回、ブログのために特別にご寄稿を頂きましたのでご覧下さい*3

オーストラリアワンダーパスジャパンにサポーターズクラブから参加しました林真樹子です。
東部クイーンズランド州ケアンズモスマンでの、書道のワークショップや会場設営に携わりました。


ケアンズ市での公演は、2006年の日豪交流年の一環である「Japan Festival 2006」の中で行われました。
日本という国がクローズアップされる中、オーストラリアに住む日本人たちにとっても、久々に祖国を感じるお祭りとなっていました。ワーホリ中の人、仕事で一時的に住んでいる人、外国人と結婚して永住している人・・。


そしてこの日は5月14日、母の日でした。オーストラリアでも母の日です。
「お母さんありがとう、って書いて」という子や、「心」と書いてお母さんに渡す子もいました。
子どもたちがたくさん集まるこの日のJapan Festival、母子にとって特別な日になったようです。



よく晴れた芝生の会場。
「懐かし〜い!10年ぶり〜!書いてもいいですか?」と書道コーナーに寄ってくる日本人学生もいる。子どもたちがわいわいと列を作る中、ちょっと遠巻きに見物している老夫婦もいる。



そんな中、赤ちゃんを抱えながら静かに佇んでいる女性がいた。
「あの、この子、○○、いや、日本名で『愛佳』っていうんですけど、よかったら名前書いてもらえませんか・・。」
書道コーナーでは、半紙の左側に私たちがカタカナで名前や好きな言葉を書き、右側に練習してもらう、というやり方をとっていた。ハーフの顔立ちの女の子が浴衣を着て、じっと私の目を見ていた。
「はい、もちろんです、おかけになってください。・・漢字でいいですか?」

彼女は、静かに、私の筆の運びを見ていた。精一杯心を込めて、ゆっくりと、書いた。
"This is your Japanese name."
不思議そうにうなずいた。白地にピンクの模様の浴衣が、日焼けした肌にとてもよく似合っている。
後ろで結んだ帯も、金魚みたいでかわいい。

初めて見る漢字の自分の名前だろう。
それに、普段呼ばれることのない日本名・・。
お母さんに教えてもらって、彼女は、とても繊細に、丁寧に、そっくりそのまま、きれいに、「愛佳」と書いた。
「うわぁ、うまいね、きれいに書けたね! Your name in Japanese, OK? 」
つぶらな瞳で私の方を見、嬉しそうに、こくりとうなずいた。
右側に、お行儀よくふたつの文字がならんだ。



あの広大な熱帯の大地に暮らし、普段感じることのない日本。二つの国籍の間に生まれた彼女にとって、この一枚の半紙が、自分を知る、一枚の切符になるかもしれない。

林さん、ご寄稿ありがとうございました!


もうお一人の参加者である高嶋さんからは、去る5月20日に行われたJFSCのイベント「僕と日本とジャパンファウンデーション」で、写真とあわせてご報告いただきました*4
お二人の詳細なレポートについては、5月29日にJFSCのサイトに掲載され、7月15日に行われる帰国報告会*5では皆さんの前でお知らせする予定です。*6
この次もサービスサービスぅ!

*1:不適切な表現がございましたことをお詫び申し上げます。

*2:ブラジルでのカラオケキャラバンのバンの方がもっとラブワゴンっぽいと思います。

*3:林さんは以前のブログ記事でご紹介した会社訪問会にいらっしゃってて、会が終わってから個別に質疑応答をなさる際、その近くにブログ記事を書くためにカメラを手にして私がたまたまご質問をお伺いしたのでした。

*4:高嶋さんにもブログにご登場いただきたいなー、と画策しています。

*5:JFICコモンズで行われます。

*6:5月24日19:04 ブログ記事のアップロードに前後して、帰国報告会の日程が6月から7月に変更されることが決まったと聞き、本文中の日程を変更しました。宜しくご了承下さい。

JFからの大切なお知らせとお願い

 インターナショナルなJF式国際文化交流事業には世界を開く可能性があります。
 日頃は、弊基金製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。


 本年3月3日ブログ記事 にて新規職員採用試験等の実施に関わるお知らせとお願いをさせていただいておりますが、日本語国際センター専任講師において新たな募集が発生いたしました。
 専任講師にご応募になりますと、履歴書と業績資料と志望理由書を含む提出書類が審査され、場合によっては採用に至る可能性があります。
ご使用のJF式国際文化交流事業の品番をご確認いただき、ご応募のお客様は、直ちに提出書類にご記入いただき、国際交流基金日本語国際センター総務課 専任講師公募係までご連絡ください。締め切りは6月23日(金)必着です。
 加えてこのたび新たな募集が発生しました。募集品は文化企画運営補助を行うJFボランティアとして、フィリピンとエジプトに派遣されるものです。これを受けて、提出書類(応募用紙、履歴書、職務経歴書、小論文)を受付させていただきます。締め切りは6月9日(金)必着です。
 ご愛用の皆様には、大変ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます*1

*1:元ネタは・・・分かりますよね?ローゼンメイデンのバージョンでやろうかと思ったのですが、それはやりすぎかなあ、と。

『アート戦略都市―EU・日本のクリエイティブシティ』のプレゼント、TBをまだまだお待ちしております!!

まだどなたからもTBを頂いてません・・・ ;y=ー(゚д゚)・∵. ターン
どしどしご応募くださいね。*1


「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」ですよ!*2

*1:私も以前の記事で少し触れたのですが、個人的にも関心がある分野なのです(もちろん私は応募できませんから尼ゾーンで注文しました)。
今までTB下さった中では、一番関心を持っていらっしゃいそうな三番蔵さん、いかがですか?

*2:「ねえさん、事件です」と聞いてホテルとエウレカセブンのどっちを思い浮かべますか?え、スクランですか?